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インフルエンザの流行の種類が毎年違う理由

風邪は夏場でもかかってしまうことがありますが、これは体が気温や体温の関係によって影響を受けるからであり、季節はあまり関係がありません。しかし、インフルエンザの場合は原因が風邪とは異なり、ウイルスが体内に入って増殖することで発生しています。このウイルスは熱に弱く、乾燥した状態になると繁殖するという性質があるため、基本的に冬場に多く発生するという特徴があります。このウイルスというのは持っている性質を変化させやすいという特徴もあり、年度によってその種類が変化するのはこの性質を変化させやすいということが大きく関係しています。この性質の変化については寄生した動物の体内での変異が大きく関係していて、どのような動物で変異した種類が増殖して流行するのかということが、そのシーズンによって異なっています。この動物で変異したものも人間に侵入する際には変化するため、常に同じ種類のウイルスが流行するということがない理由になっています。インフルエンザでは予防接種が有効になっていますが、予防接種を受けてもかかってしまう場合は投与された薬剤がウイルスの種類に適合していないからです。この予防接種については変異するウイルスを予想して構成成分を変えていますが、この変異については専門家でも予想が難しくなっているので、予防接種を受けたから絶対に安全という過信はしない方がいいでしょう。

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